ベテランズ

サイトマップ

MENU

事業紹介

事業紹介

少子高齢化による人材不足が社会問題となるなか、元気なうちは可能な限り働き続ける
「生涯現役」を目指す人が増え、それを後押しする動きが目立ってきています。
その一つとして注目を集めているのが「ソーシャル・サポーターズ」事業。
元気なシニアの皆さんに、介護業界で活躍してもらおう、という取り組みです。

魅力その1ベテランズが介護施設で働くメリット

魅力その2地域の介護を底上げし、自分の健康寿命も延ばす

「ソーシャル・サポーターズ」事業は、元気なシニア(ベテランズ)に、企業で培ってきたスキルや経験を介護現場で活かしてもらおう、というものです。
「介護人材不足」と「介護離職リスク」の2つの問題を一挙に解決しよう、という試みで、経済産業省の「健康寿命延伸産業創出推進事業(地域の実情に応じたビジネスモデル確立支援事業)」に採択されています。

事業の流れは、次のとおりです。

  1. 企業を退職したベテランズに介護福祉について研修を受けてもらい、介護福祉業界への再就職を促します。
  2. ベテランズは、事務や経理、人事、営業、ICT活用など現役時代に培ったスキル、経験、人間力を介護福祉の現場で発揮します。
  3. 地域にはベテランズ同士が交流できる拠点を展開し、地域の支え合いと自らの健康増進に寄与する仕組みを作ります。
  4. ベテランズを「定年退職者」として送り出す企業側では、介護に関する従業員教育を行います。いつ介護に直面してもあわてずに初動をとれるようにすれば介護離職の防止になりますし、退職後のセカンドキャリアの進路として介護業界が選択肢に加わります。
  5. こうした仕組みによって、地域の介護力が確保されれば、誰もが高齢になっても介護サービスを受けながら暮らすことができ、住宅介護を行う家族も介護と仕事を両立しやすい地域づくりにつながります。
    つまり、退職後も元気でまだまだ働ける人たちに介護業界で生涯現役を実現してもらい、自らの健康寿命も延ばしながら、地域の「介護力」の底上げを図ることがねらいです。

魅力その3長年の経験と知識を生かし介護専門職の業務をサポート

はたして、介護について知識や経験がなくても、活躍できるのでしょうか。たしかに介護施設等で働くのは、「介護福祉士」など専門教育を受けた有資格者が中心です。
ところが、昨今の「介護人材不足」のなか、介護専門職たちがケア業務に専念できるような〝働き方改革〟が求められています。そこで本事業では、ベテランズがもつ知識や技術、経験を活かしてもらうことで、介護専門職たちの周辺業務を減らしていきます。

たとえば、現役時代に営業職だったベテランズが有料老人ホームの入居者営業を担当したり、人事のエキスパートが介護専門職の採用担当になったり、IT企業の退職者が介護施設のシステムエンジニアとして働いたり――といった具合です。

もちろん、介護業界で働くためには、介護についての基本的な知識は必要です。そこで就職する前に、10科目合計30時間の「ソーシャル・サポーターズ養成研修」を受講してもらいます。60歳代は親の介護ばかりでなく、自身の老後も心配になる世代。働きながら介護について学べるということは、将来的に役に立つので、文字どおり一石二鳥です。

【 介護事業者の皆様へ 】

ソーシャルサポーターズ事業事務局では、経済産業省「健康寿命延伸産業創出推進事業」の補助採択を受け、横浜市・川崎市において、介護業界への再就職を志望する「元気なシニア(ベテランズ)」を募集し、介護等に関する研修を提供するモデル事業を実施しております。
受講者の大半は企業でサラリーマン人生を送ってこられた方々であり、社会人としての経験や幅広い知識を持っておられます。
なによりも「セカンドキャリアは、地元で貢献する仕事に就きたい」という熱意にあふれている方々ばかりで、介護業界に必要とされているマネジメント(経営)能力や、コミュニケーション能力を発揮できる、貴重な人材であると自負しております。
つきましては、このような元気なシニア(ベテランズ)の採用にご興味ある介護事業者様を募集しております。詳細はソーシャルサポーターズ事務局までお問い合わせください。